こんにちは、管理人のまーちゃんです。
僕は普段、一般企業の経理職として働いているのですが 友人や知り合いからよくこんなことを言われます。
「経理って難しいんでしょ?」
「経理って残業とか無いから楽でいいよね?」
「経理って営業できない人が行くところじゃない?」
確かにそういう側面もありますが、こういう意見は経理職というものの実態をよく知らない人のイメージが先行していると思っています。
僕も最初新卒で入った会社では営業をやっていて、その頃は同じようなイメージで経理職を語っていました。
ですが今となっては違います。
経理という仕事が一番楽しくて仕方がありません!
そこで僕がなぜ経理という職種に興味を持ち、仕事に就いたかと、経理としての仕事の面白さについて語っていこうと思います。
ブラック企業で使われる日々
僕は大卒の新卒で印刷会社の営業職に就きました。
この会社は社長ワンマン経営の中小企業で、一言で言えばブラック企業。
会社の方針とルールを徹底的にたたき込まれ、社員はいわば社長の「ドレイ」状態でした。
そんな中で僕が感じたのは
「会社の為に使われる人間は嫌だ!」ということ。
今思うと若造が何生意気なこと言ってるんだ!と叱咤されそうですが当時はそんなことばかり考えていました。
最終的には社長からのパワハラに遭い、2年半で退職。
自暴自棄になっていたこともあり、次の仕事は何でもいいやという気持ちでいたところ知り合いの紹介で飲料の自動販売機のベンダー(供給会社)の2トントラックを運転するドライバーになりました。
ここは一緒に働く人たちは優しく大変良い思いをさせてもらったのですが、業界的に体力仕事であり、残業も多く結局は「会社に使われる身」となってしまいました。
ドライバーとなって2年経ち、ふと自分の将来を考えたところ
「会社にこき使われるのはもう沢山だ」
「どんどん身体は衰えていくのにこの仕事は続けていけるのだろうか・・・」
「手に職をつけて、それで仕事ができるようになった方がいいのではないか?」
という思いが。
何かチャレンジして失敗する方が、現状に甘えて何もしないより後悔しないだろうと、ドライバー職も辞め、「手に職」=「資格」を取れる職業に就こうと税理士事務所や司法書士事務所の事務員の求人に応募し、結果的に横浜駅近くにある税理士事務所で採用してもらえることとなりました。
これが僕の人生を変えるターニングポイントとなったのです。
「会社に使われる」存在から、「会社を動かしていく」存在になりたい!という思いを込めて動き始めた第一歩でした。
想像を絶する税理士事務所の仕事量
というわけで何も知識も経験もないままに税理士事務所の職員として働き始めたのですが、正直言って毎日が勉強と反省の日々。
学生時代の勉学のペースなんか遅すぎるぐらいの速さで、毎日が通過していきました。
簿記を1から覚え、顧問先の企業の仕訳と記帳を行い、毎月毎月税務申告の書類を作る日々。
何も知らない自分にとって、いきなり出来るわけがないのに仕事を任される為かなり苦労しました。
言い表せないぐらい、過酷な日々でした。
毎日終電で帰宅し、朝は始発で早出するという時もありました。
土日もサービス出勤し、年間実質50日ぐらいしか休みを取れない日々もありました。
今思うと一番辛い期間でしたが、モチベーションは非常に高く、前だけを見て突っ走っていた時期でもありました。
それは
「資格を取って仕事がしたい」
「会社を動かす存在になりたい」
「経営に携わる仕事がしたい」
という思いが強かったからです。
やはり人間、モチベーションが高いときにはなんでも出来てしまうんですね。
最終的に、僕はこの事務所を2年で退職することにしました。
なぜかというと、税理士事務所では一つ一つの企業のサポートを深いところまでは行うことが出来ない、というのがわかったからです。
税理士事務所もサービス業であることから、あくまで外部の立場から意見を述べるところにとどまってしまうのです。
そうなると、「会社を動かす存在」や「経営に携わる」というところからはズレがあるのです。これに気づいてしまいました。
本当は税理士の資格を取るところまで頑張りたいという思いもあったのですが事務所在職中に取得した簿記2級を武器として、一般企業の経理を目指して再び転職しようと決意しました。
そして再び転職活動。
その結果、今の会社に採用してもらえることになったのです。
今の仕事は非常に楽しく、モチベーションも維持できる質の高い仕事が多く充実しています。
時にはイライラすることもありますが、よい職場で働くことが出来ていると実感しています。
今の結果を生みだしたのは自分の心の中にあった「会社を動かす存在になりたい」という思いに尽きる、と感じています。
もしこの記事を読んでいる方で、「会社にこき使われるのは嫌だ!」と思っている方がいましたら、経理として働いてみるのも一つの手かもしれません。
まとめ
私は「会社を動かす存在になりたい」という思いから、経理になりました。
実際に経理職は「会社を動かす」存在になることができます!
(それは次回の更新でお話しします)
次回は、経理として働くことの魅力やメリットについてお話ししていこうと思います。
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