どーも、管理人のまーちゃんです。
今回は突然ですが、経理職として働いている人向けの記事です。
皆さんは、会社のデスクに簿記の参考書を置いていますか?
まーちゃんは置いてます。
時々中身を見て、参照しながら仕事をしています。
非常に重宝しています。
値段の高い仕訳ガイドブックや勘定科目のガイドより、はっきり言って使えます。
今回は経理の仕事上で簿記の参考書を置いておくと非常に重宝することをご紹介したいと思います。
ちなみにまーちゃんがおススメする参考書はこちら。
TAC出版の絵柄の多い参考書です。
しかも安い。
一社に一冊、おススメします。
スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記 第11版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)
なぜ簿記の参考書が重宝するのか
仕訳のやり方をすぐ参照できる
簿記の参考書というのは、基本的に実務の様々なケースに基づく仕訳を紹介しています。
つまり、参考書の目次から自分の調べたい仕訳や会計処理をすぐ探せます。
しかも簡潔かつ明快に記載されているので、難解さがありません。
スピーディーに処理する際には非常に有効的なのです。
様々なケースを想定して作られている
前述したとおり、簿記の参考書は基本的に実務に即して作られています。
税理士試験のように難解かつ複雑なケースを紹介しているわけではないですが、普通の企業の会計処理ならば簿記2級ぐらいの範囲で十分だといえます。
なので簿記2級の参考書があれば、往々にして大体の処理は掴めるのです。
やる気があれば勉強できる
会社に参考書があれば、その気になれば暇な時間や手が空いた時に自分の勉強ができます。
会社によっては、家に持ち帰って勉強する、なんてのも認められるかもしれません。
部署内の勉強会の素材にもなると思います。
持っておいて良いことづくめです。
一年一冊で会計基準の見直しも対応できる
簿記の参考書は年度ごとに更新され、毎年春になると新年度版が発行されるのですが、毎年会計基準や税制の改正にきちんと対応しています。
これまでの会計処理と違う部分がどこなのかを、一目でわかるガイドブックとして参考書を使う、という使い方もできるのです。
高額な税務の本、会計の本を買うよりもずっと参照しやすくて使いやすいです。
勘定科目ガイドや仕訳ガイドは読みにくくて高額
簿記の参考書は、非常に複雑なケースには対応していないことがあります。
しかし、前述したとおり普通の会計処理なら簿記2級レベルの内容が分かっていれば十分。
それ以上のことを求めるならば、より高額で難解な専門書をそろえる必要があります。
しかし、専門書である以上読解が難解、しかも複雑で理解しにくいという欠点も。
そして専門書というのは非常に値段が高いです。
一冊5,000円程度するものだってざらです。
ネットや他のメディアが豊富な現代は、複雑な会計処理や税務は専門書以外にも調べる方法がいっぱいあるので、本として置いておくものは手軽な感じで良い、という判断で参考書を選んでも良いと思います。
ネットだと見つけづらいし、結局覚えない
しかし、ネットやWebで調べて解決した処理というのは、なかなか自分の身にはなりません。
つまり、自分の知識として覚えないのです。
デジタルな時代でも、結局勉強や経験を積むにはアナログな本を使った方が身になります。
なので簿記の参考書は初心者でも入りやすく、しかも実例が多く、わかりやすく紹介されている本ということで使い勝手が良いのです。
まとめ
今回は、経理が一冊簿記の参考書を持っていることのメリットについてご紹介してきました。
簿記試験に合格した後の参考書や、ちょっと古めの参考書なんかでもよいです。
会社のデスクに一冊あるだけで、経理部署の力と仕事がより一層発展することでしょう!