どうも、管理人のまーちゃんです。
今回は、
これから会計事務所で働く人や、経理になる人達に是非読んで読んでほしい!
自分の経験から苦労したことをこの本を読めば一発で獲得できる!
という本をご紹介したいと思います。
その本とは、「会計事務所の仕事がわかる本」。
この本、何が良いかと言うと、率直に書きます。
この本さえ読んでおけば、会計事務所や経理の仕事がどんな内容なのかが理解できるんです!
こんな本があったなんて…管理人は会計事務所を辞めてからこの本の存在を知ったので、非常に悔やまれるというか、残念だったというか、そんな感じで悔しいです。
具体的にどんな本なのかと言うと、筆者の須田邦裕さんも言っている通り
〈会計事務所の具体的な仕事を知りたい人、職業会計人を志す人、会計事務所を相手にしている企業の人たちへ、どのような業務を行っているかを知ってもらいたい〉
というコンセプトで記された本です。
- 会計事務所はどういう場であるのか
- 求められる資質は何か
- どんな責任があるのか
- 実務はどういうことをしてくのか
- 年間のスケジュールはどうなっているか
- 各種税務の仕事内容
- 法人決算、記帳代行
- 確定申告
- 相続税
- 給与計算
など、会計事務所のイロハの「イ」から、様々な業務の細かい説明までが1冊の本に記載されているんです。
これから現場で働く人にとって、新しい環境に入っていくのは非常に不安だと思いますので、この手の本は不安を拭い去る意味でも本当に参考になると思います。
実はここだけの話、会計事務所の事務員として勤務した経験のあるまーちゃんがお教えします。
会計事務所の世界は、非常に職人気質です。
代表の税理士の先生が「師匠」、あとの職員は「弟子」のような、一種の師弟関係に似たような人間関係となっていきます。
弟子の中でも、先輩職員や経験のある所属税理士は兄弟子、新人や経験の浅い職員は弟弟子という関係となり、一種の服従関係が生まれます。
そういう関係だと、先輩から仕事を教わる時は大体「見て覚えて」という感じ。
具体的に1からやさしく教えてくれる、ということはまずありません。
先輩職員側からすれば、
「なぜこんなことからいちいち教えなくてはならないのか」
「基本的なところは自分で調べたり勉強したりして覚えろ」
というような気持ちなんですね。
自分もそんな感じで、先輩をイライラさせつつも一から業務を覚えていきました。
こっちとしては、非常に申し訳ない気持ちの毎日でした。
でも何もわからないから、しょうがなかったんですね。
だからこそ、「会計事務所の仕事がわかる本」のようなテキストが欲しかった。
今はいち企業の経理として勤務している身ですが、同僚やこれから経理職を目指す人にもおススメしていきたい本だと思っています。
なぜなら、経理の仕事も会計事務所の仕事に通じるものがあるからです。
会計事務所に仕事を委託する立場からいえば、「自分たちでできないから外注する」のです。
つまり経理で全部できれば、外注する必要はないんです。
今は会社の方針で経理業務の外注をしている部分があっても、この本で勉強しておけばいずれ「私がこの仕事をやります!」と言える日が来るかもしれません。
そうなったらあなたの評価は確実に上がりますよね!
その為にも、経理の人も是非読んで欲しい本です。
5年ほど経理人・会計人として仕事をしているまーちゃんも、時にはこの本を読んだりします。
年に一度ぐらいしかやらない業務だとついつい忘れてしまうときもありますし、具体例なんかも載っているのでちょっと困った時なんかに非常に重宝します。
会社のデスクに1冊置いておくのも良し、会社の備品として上司に置いてもらうのも良いと思います!
こっそり買って読んでおき、事前に基礎知識を覚えた状態で仕事をしていくと、先輩や上司から
「おっ、コイツ、自分で勉強してきてるじゃないか…なかなかやるな!」
なんて思ってもらえて、評価が上がるかもしれません!
とにかくこの本には無駄な情報は一切ありません!
ぜひ会計事務所初心者・経理初心者の人は手に入れてみて下さい!