どうも、管理人のまーちゃんです。
金曜日に仕事をしながら感じたことをひとつ。
まーちゃんが勤務している会社は3月決算なので、ちょうどこの間の3月末で事業期間が終わりました。
そうすると、預金や借入金のある金融機関から郵送されてくるのが「残高証明書」。
その名の通り事業期間末日現在の残高を記載しているもので、これだけの金額が残っていることを金融機関側から保証・証明します、というものです。
この残高証明書、もちろん決算を迎える企業にとっては重要な書類なのですが、この証明書は発行する際に手数料が発生します。
金融機関によって異なりますが、大体1通432円~756円ぐらい。
これが翌月口座から引き落とされるんですね。
この発行手数料、意外に高いと思いませんか?
最近のビジネスの現場ではペーパーレスのやり取りも増え、請求書や納品書も電子形式やPDFで送信されることが増えてきていますが、この残高証明書だけは相変わらず書面で郵送されています。
必要な書類ですが、こちら側が特に要望しなくとも発行され、それで手数料を引き落とされる。
随分と一方的なやり取りだと思ってしまったのです。
まぁ一般の企業が、たかが数百円のレベルでガタガタ言うようではその会社のレベルも大したことないものだと思えますが、それでも複数の金融機関に口座を持っていれば、総額は結構な金額になります。
もしこの残高証明書を電子形式で送信してくれるなら、コストはもっと安いはずですよね。
だったらそっちの方がいいんじゃないかな?
これはあくまで企業側の理由。
金融機関側からしたら、意外とこの手数料からの収入というのが利益になっているのかもしれません。
1社あたりの手数料額×取引社数=収入金額ですから、取引社数が多いほど収入アップになるわけです。
この収入のどれだけが利益に繋がるかは不明ですが、我々としてはこの手数料、みみっちい話ですが、しょうがない物というよりかは無い方が良い物なので、なんとかならないかと思ってしまいました。
まーちゃんは、もしかしたら細かすぎて面倒な人間かもしれません。
ただ、うちの会社も10以上の金融機関と取引しているので、その手数料額は結構計上します。
企業のコスト削減や、費用のスリム化が叫ばれている昨今、こういったところにもメスを入れて、金融機関側に働きかけるアクションを起こしたり、新聞などのマスコミが記事にしたりしてくれると状況も変わるのではないかな…と思います。
ぶっちゃけ、残高証明書なんて電子形式でも成り立ちます。
電子形式の書類と紙媒体の書類の差は、現代ではほとんど無くなったと言っていいと思います。
請求書がPDFで効力を成す時代、お堅い金融機関もコスト削減を検討する際は、是非残高証明書の電子化を検討していって欲しいと思った今日この頃でした。